現役時代は抜群の制球力で2度の最多勝に輝いた吉見一起氏。
2023年からは井端新監督の元、侍ジャパンの投手コーチに就任することが発表され、今後の活躍がますます期待されます。
この記事では、吉見一起氏の現役時代の年俸推移と年度別成績、現在の仕事内容について紹介していきます。
目次
吉見一起の現役時代の年俸推移と年度別成績【中日】
吉見一起氏の現役時代の年俸推移と年度別成績がこちら。
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年度(満年齢) | 年俸 | 打撃成績 |
---|---|---|
2006(22歳) | 1500万円 | 4試 1勝0敗 防2.70 WHIP0.98 |
2007(23歳) | 1350万円 | 5試 0勝1敗 防7.36 WHIP2.18 |
2008(24歳) | 1200万円 | 35試 10勝3敗10H 防3.23 WHIP1.25 |
2009(25歳) | 3800万円 | 27試 16勝7敗1H 防2.00 WHIP1.05 |
2010(26歳) | 9000万円 | 25試 12勝9敗 防3.50 WHIP1.17 |
2011(27歳) | 1億2000万円 | 26試 18勝3敗 防1.65 WHIP0.87 |
2012(28歳) | 2億7000万円 | 19試 13勝4敗 防1.75 WHIP0.97 |
2013(29歳) | 2億9000万円 | 6試 1勝4敗 防4.71 WHIP1.38 |
2014(30歳) | 1億7400万円 | 3試 0勝1敗 防4.20 WHIP1.20 |
2015(31歳) | 1億440万円 | 8試 3勝0敗 防0.94 WHIP0.96 |
2016(32歳) | 8910万円 | 21試 6勝7敗 防3.08 WHIP1.23 |
2017(33歳) | 8000万円 | 14試 3勝7敗 防5.23 WHIP1.41 |
2018(34歳) | 7500万円 | 20試 5勝7敗 防3.87 WHIP1.27 |
2019(35歳) | 9000万円 | 5試 1勝1敗 防6.41 WHIP1.73 |
2020(36歳) | 9000万円 | 5試 1勝2敗 防5.60 WHIP1.36 |
抜群の制球力を持つ中日のエース
2005年の希望入団枠で中日ドラゴンズに入団した吉見一起氏。
特徴は抜群の制球力で、キャリアハイのBB/9(9イニングあたりの四球数)は1.086を誇ります(2011年)。
Dさん
2011年のセ・リーグにおいてBB/9ランキングトップでした。
全盛期のWHIPは1を切っており、ほとんどランナーを出すこともなく圧倒的な投球をしており、2009~12年は紛れもない中日のエースでした。
吉見一起の主な実績
- 最多勝利:2回(2009年、2011年)
- 最優秀防御率:1回(2011年)
- 最高勝率:1回(2011年)
- ベストナイン:1回 (投手部門:2011年)
- オールスターゲーム出場:2008~11年 ※2008年は出場辞退
2013年以降は右肘の怪我に悩まされることに。
トミー・ジョン手術からリハビリを経て復帰したものの、以前のような圧倒的な投球を見せることはできず、2020年シーズンをもって現役を引退。
自身最高年俸は2億9000万円でした。
吉見一起の現役時代の生涯年俸は?
吉見一起氏の現役時代の生涯年俸は16億5100万円です。
項目 | 年俸額(日本円) |
---|---|
ドラフト契約金 | 1億円 |
年俸総額 | 15億5100万円 |
生涯年俸 | 16億5100万円 |
吉見一起の現在の仕事内容は?
吉見一起氏は2020年シーズンをもって現役を引退。
引退後は野球解説者・評論家として活動しながら、並行してトヨタ自動車硬式野球部のテクニカルアドバイザーや侍ジャパンのコーチを務めています。
吉見一起の引退後の主な活動
- 野球解説者(CBCテレビ、TBSテレビ、CBCラジオ)
- 野球評論家(中日スポーツ)
- 2021年~:トヨタ自動車硬式野球部のテクニカルアドバイザー
- 2022年~:侍ジャパンU-12代表の投手コーチ
- 2023年~:侍ジャパントップチーム投手コーチ
現在は侍ジャパントップチーム投手コーチに就任。
将来的には中日ドラゴンズの投手コーチ就任も期待される、中日のレジェンド投手です。