現役時代は、小柄な体格ながらカットボールを武器に通算89勝をあげた武田一浩氏。
引退後は主にNHKの解説者として広く知られていて、最近はYouTubeで話す明治大学時代の強烈エピソードが面白いと話題になっています。
この記事では、武田一浩氏の現役時代の年俸推移と年度別成績、現在の仕事内容について紹介していきます。
目次
武田一浩の現役時代の年俸推移と年度別成績【日本ハム/ダイエー/中日/巨人】
武田一浩氏の現役時代の年俸推移と年度別成績がこちら。
スクロールできます
| 年度(満年齢) | チーム | 年俸 | 成績 | 追記事項 |
|---|---|---|---|---|
| 1988（23歳） | 日本ハム | 600万円 | 20試 1勝2敗 37.1回 防3.38 WHIP1.37 | 契約金5500万円 |
| 1989（24歳） | 日本ハム | 840万円 | 36試 6勝8敗 143回 防4.22 WHIP1.29 | – |
| 1990（25歳） | 日本ハム | 1680万円 | 37試 10勝5敗13S 81.2回 防2.98 WHIP0.98 | – |
| 1991（26歳） | 日本ハム | 3100万円 | 41試 4勝8敗18S 64.2回 防4.04 WHIP1.28 | – |
| 1992（27歳） | 日本ハム | 4950万円 | 22試 4勝9敗 97.2回 防3.87 WHIP1.34 | – |
| 1993（28歳） | 日本ハム | 4750万円 | 27試 10勝8敗 170.1回 防3.33 WHIP1.37 | – |
| 1994（29歳） | 日本ハム | 7100万円 | 18試 5勝9敗 84.1回 防5.98 WHIP1.65 | – |
| 1995（30歳） | 日本ハム | 6300万円 | 2試 0勝0敗 5.1回 防5.06 WHIP1.69 | オフにトレード |
| 1996（31歳） | ダイエー | 6300万円 | 26試 15勝8敗 171回 防3.84 WHIP1.30 | – |
| 1997（32歳） | ダイエー | 9800万円 | 26試 4勝9敗 163.2回 防3.85 WHIP1.32 | – |
| 1998（33歳） | ダイエー | 8400万円 | 28試 13勝10敗 176.1回 防3.62 WHIP1.37 | オフにFA宣言 |
| 1999（34歳） | 中日 | 8400万円 | 25試 9勝10敗 162回 防3.50 WHIP1.29 | 3年契約1年目 |
| 2000（35歳） | 中日 | 1億8000万円 | 15試 3勝6敗 85回 防4.66 WHIP1.40 | 3年契約2年目 |
| 2001（36歳） | 中日 | 1億7000万円 | 11試 3勝6敗 54回 防4.83 WHIP1.37 | 3年契約3年目 オフに戦力外通告 |
| 2002（37歳） | 巨人 | 5000万円 | 7試 2勝1敗 21.1回 防4.22 WHIP1.36 | – |
小さな大投手
1987年ドラフト1位で日本ハムファイターズに入団した武田一浩氏。
明治大学時代の最後の方は投げすぎで嫌になり野球部を辞めたとされており、「ドラ1候補の武田が失踪した」と新聞で伝えられて騒動になったことも。
そんな状況でもドラフト1位で指名を受けた、抜群の素質を持ったエリート投手でした。
プロ入り後はまず抑えとして頭角を現し、その後先発に転向。
武田一浩の主な実績
- 最多勝利：1回 （1998年）
- 最優秀救援投手：1回 （1991年）
- 全球団勝利達成：2002年5月7日
パ・リーグに2球団在籍した後、セ・リーグに2球団在籍し、全球団勝利を達成。
これは交流戦が始まる前の記録で、当時は他リーグのチームと公式戦で対戦する機会自体がなかったため、現在よりも格段に難易度が高かった頃の記録です。
晩年は膝の故障に悩まされながら投げていましたが、2002年に現役を引退。
自身最高年俸は中日時代の1億8000万円でした。
武田一浩の現役時代の生涯年俸は？
武田一浩氏の現役時代の生涯年俸は10億7720万円です。
| 項目 | 年俸額 |
|---|---|
| ドラフト契約金 | 5500万円 |
| 年俸総額 | 10億2220万円 |
| 生涯年俸 | 10億7720万円 |
武田一浩の現在の仕事内容は？
武田一浩氏は2002年シーズンをもって現役を引退。
引退後は一貫してNHKの野球解説者を務めており、日本のプロ野球とメジャーリーグを担当しています。
他、スポット的にコーチを務めたり、会社の経営にも携わったりと、野球だけに関わらず様々な活動を行っています。
武田一浩の引退後の主な活動
- NHK野球解説者（NPB、MLB）
- WBC投手コーチ（2006）
- ソフトバンクホークス臨時投手コーチ（2010、2011）
- 東京ガス臨時投手コーチ（2013-）
- 人材派遣会社「株式会社ヒューマンリンク」代表取締役
- 株式会社「グルーヴ」代表取締役
- YouTubeゲスト出演
武田氏はNHKの野球解説では辛口なことが多いイメージですが、明治大学の思い出話はぶっ飛びすぎていて笑える話が多く必見です。