西武ライオンズが獲得した新外国人投手、ジェフリー・ヤン投手。
この記事では、ジェフリー・ヤン投手のMLB時代の年俸推移と年度別成績、球種や評価の観点からどんな投手なのかについて紹介していきます。
ジェフリー・ヤンの年俸推移と年度別成績【マイナー/西武】
ジェフリー・ヤン選手の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | 所属 | レベル | 年俸(日本円) | 成績 |
---|---|---|---|---|
2014(18歳) | LAA | Rk | 73万円 | 17試 2勝1敗 3S 防7.92 |
2015(19歳) | LAA | Rk | 73万円 | 24試 4勝2敗 1S 防1.56 |
2016(20歳) | – | – | – | 出場なし |
2017(21歳) | – | – | – | 出場なし |
2018(22歳) | – | – | – | 出場なし |
2019(23歳) | – | – | – | 出場なし |
2020(24歳) | – | – | – | 出場なし |
2021(25歳) | MIA | A/2A | 151万円 | 21試 0勝1敗 防2.61 |
2022(26歳) | MIA | 2A | 151万円 | 38試 2勝4敗 2S 防4.89 |
2023(27歳) | MIA | 2A/3A | 176万円 | 49試 3勝5敗 13S 防4.89 |
2024(28歳) | 西武 | NPB | 7500万円 | – |
- LAA:ロサンゼルス・エンゼルス
- MIA:マイアミ・マーリンズ
2016~20年まで5年のブランクがある異色の左腕
ジェフリー・ヤン投手は2014年から2年間エンゼルスの傘下チームでプレイした後、5年間プレイ経験がないという異色の経歴を持っています。
2021年にマーリンズでマイナーリーグに復帰してからは順調にステップアップ。
3Aまで上がったところでの来日となりました。
ただし、3Aでは6試合で防御率15.00と成績を出せていないので、2Aレベルの選手であると言えるかもしれませんね。
ジェフリー・ヤンの生涯年俸は?【日本円】
ジェフリー・ヤン選手の生涯年俸は8124万円です。
項目 | 日本円 |
---|---|
MLB総年俸額 | 624万円 |
NPB総年俸額 | 7500万円 |
生涯年俸 | 8124万円 |
【西武】ジェフリー・ヤンの球速・球種や投球割合、評価は?
ジェフリー・ヤン投手はメジャー登板がなく、投球割合のデータがありません。
映像を見る限りではスライダー・カーブを投げており、スライダーが決め球のようです。
変化球よりもやはり左で159キロ出るフォーシームが魅力のピッチャーと言えます。
【制球はかなり悪い】勝ちパターンは厳しそう
外国人の速球派投手で気になるのがコントロール。
ジェフリー・ヤン投手の近年のコントロール関係の指標を見ると、このようになります。
年度 | リーグ | 投球回 | BB/9 | K/BB | K/9 |
---|---|---|---|---|---|
2021(25歳) | A/2A | 31.0 | 7.3 | 2.04 | 14.8 |
2022(26歳) | 2A | 57.0 | 7.4 | 1.87 | 13.9 |
2023(27歳) | 2A/3A | 57.0 | 7.6 | 2.13 | 16.1 |
コントロールはかなり悪く、BB/9が7個台とほぼ1イニングに1個四球を出す計算。
一方で奪三振能力が極めて高く、アウトのほとんどを三振で取っていくスタイル。
この荒れ球がストライクゾーンに入ってくればかなりの脅威ですが、獲得時の段階では劇場型すぎて勝ちパターンに入れるのはかなり怖いピッチャーです。
ちなみに最新の23-24シーズンのドミニカウィンターリーグでは18回を投げて、BB/9が2.5、K/BBが5.00と急激にコントロールが良化しており、この調子を来季も持続できればものすごいピッチャーになる可能性も秘めています。
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