セ・パ両リーグでMVPを獲得するなど、日本球界屈指の強打者として活躍した小笠原道大氏。
この記事では、小笠原道大氏の現役時代の年俸推移と年度別成績、現在の仕事内容について紹介していきます。
目次
小笠原道大の現役時代の年俸推移と年度別成績【日本ハム/巨人/中日】
小笠原道大氏の現役時代の年俸推移と年度別成績がこちら。
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年度(満年齢) | チーム | 年俸 | 打撃成績 | 追記事項 |
---|---|---|---|---|
1997(24歳) | 日本ハム | 1200万円 | 44試 率.223 0本 7点 OPS.617 | 契約金7000万円 |
1998(25歳) | 日本ハム | 1400万円 | 71試 率.302 1本 9点 OPS.773 | – |
1999(26歳) | 日本ハム | 2000万円 | 135試 率.285 25本 83点 OPS.848 | – |
2000(27歳) | 日本ハム | 5000万円 | 135試 率.329 31本 102点 OPS.959 | – |
2001(28歳) | 日本ハム | 1億1000万円 | 140試 率.339 32本 86点 OPS.989 | – |
2002(29歳) | 日本ハム | 1億8000万円 | 135試 率.340 32本 81点 OPS1.031 | – |
2003(30歳) | 日本ハム | 3億円 | 128試 率.360 31本 100点 OPS1.122 | – |
2004(31歳) | 日本ハム | 4億円 | 101試 率.345 18本 70点 OPS.998 | – |
2005(32歳) | 日本ハム | 4億3000万円 | 133試 率.282 37本 92点 OPS.920 | – |
2006(33歳) | 日本ハム | 3億8000万円 | 135試 率.313 32本 100点 OPS.970 | オフにFA宣言 |
2007(34歳) | 巨人 | 3億8000万円 | 142試 率.313 31本 88点 OPS.902 | 4年契約1年目 |
2008(35歳) | 巨人 | 3億8000万円 | 144試 率.310 36本 96点 OPS.954 | 4年契約2年目 |
2009(36歳) | 巨人 | 3億8000万円 | 139試 率.309 31本 107点 OPS.927 | 4年契約3年目 |
2010(37歳) | 巨人 | 3億8000万円 | 137試 率.308 34本 90点 OPS.953 | 4年契約4年目 |
2011(38歳) | 巨人 | 4億3000万円 | 83試 率.242 5本 20点 OPS.653 | 2年契約1年目 |
2012(39歳) | 巨人 | 4億3000万円 | 34試 率.152 0本 4点 OPS.379 | 2年契約2年目 |
2013(40歳) | 巨人 | 7000万円 | 22試 率.250 1本 8点 OPS.689 | オフにFA宣言 |
2014(41歳) | 中日 | 3000万円 | 81試 率.301 1本 18点 OPS.814 | – |
2015(42歳) | 中日 | 4500万円 | 53試 率.294 0本 8点 OPS.726 | – |
2000年代の最強打者
1996年ドラフト3位で日本ハムファイターズに入団した小笠原道大氏。
捕手から一塁に本格転向した1999年からレギュラーに定着し、「バントをしない2番」は当時革命的でした。
2000年代は怪我がなければ3割30本100打点を期待できた強打者で、セ・パ両リーグで2年連続MVP獲得は現在でも唯一の達成者です。
Dさん
全盛期には打率3割どころか3割3分を期待できました。
小笠原道大の主な実績
- 首位打者:2回(2002年、2003年)
- 本塁打王:1回(2006年)
- 打点王:1回(2006年)
- 最高出塁率:1回(2003年)
- 最多安打:2回(2000年、2001年)
- 最優秀選手:2回(2006年、2007年)
- ベストナイン:7回(一塁手部門:1999年、2001年、2006年、三塁手部門:2003年、2004年、2007年、2009年)
- ゴールデングラブ賞:6回(一塁手部門:1999年~2002年、2006年、三塁手部門:2003年)
FAで移籍した巨人でも安定した活躍を見せていましたが、2011年に成績が急落。
統一球の影響と言われていますが、その時38歳でちょうど肉体的な衰えも重なったとも考えられます。
そこから全盛期のような活躍を再び見せることはできず、最晩年は中日で2年プレイした後、2015年に引退。
自身最高年俸は4億3000万円でした。
小笠原道大の現役時代の生涯年俸は?
小笠原道大氏の現役時代の生涯年俸は44億9100万円です。
項目 | 年俸額(日本円) |
---|---|
ドラフト契約金 | 7000万円 |
年俸総額 | 44億2100万円 |
生涯年俸 | 44億9100万円 |
小笠原道大の現在の仕事内容は?
小笠原道大氏は2015年に現役を引退。
引退後すぐに中日の二軍監督に就任して以降、一貫してコーチを務めています。
小笠原道大のコーチ歴
- 2016年~2019年:中日の二軍監督
- 2020年~2021年:日本ハムの一軍ヘッド兼打撃コーチ
- 2022年:巨人の二軍打撃コーチ
- 2023年:巨人の三軍打撃コーチ
2023年オフで巨人の三軍打撃コーチを退任。
現在は、学生野球を指導するために必要な資格回復の研修を受講するなど精力的に活動しています。