【日本ハム】マーフィーのメジャー時代の年俸推移と成績!球種や評価は?

【日本ハム】マーフィーのメジャー時代の年俸推移と成績!球種や評価は?

北海道日本ハムファイターズが獲得した新外国人投手、パトリック・マーフィー投手。

この記事では、マーフィー投手のMLB時代の年俸推移と年度別成績、球種や評価の観点からどんな投手なのかについて紹介していきます。

目次

マーフィーの年俸推移と年度別成績【メジャー/マイナー/日本ハム】

パトリック・マーフィー選手の年俸推移と年度別成績がこちら。

スクロールできます
年度(満年齢)所属レベル年俸(日本円)成績
2014(19歳)TORRk73万円3試 0勝1敗 防11.25
2015(20歳)TOR73万円手術のリハビリで全休
2016(21歳)TORA-/A73万円21試 4勝6敗 2S 防3.18
2017(22歳)TORRk/A-/A+73万円20試 5勝4敗 防3.04
2018(23歳)TORA+/2A88万円27試 10勝5敗 防2.65
2019(24歳)TOR2A88万円18試 4勝7敗 防4.71
2020(25歳)TORMLB370万円4試 0勝0敗 防1.50
2021(26歳)TOR
WSH
A/3A
MLB
5200万円マイナー:16試 1勝1敗 防1.35
MLB:25試 0勝3敗 防5.14
2022(27歳)WSH3A
MLB
990万円3A:17試 0勝2敗 防5.30
MLB:8試 0勝1敗 防4.82
2023(28歳)MIN3A176万円42試 6勝4敗 6S 防3.69
2024(29歳)日本ハムNPB1億2000万円
年俸はspotrac参照、マイナー時代の年俸は最低保証年俸で計算、1ドル120円換算
チーム略称
  • TOR:トロント・ブルージェイズ
  • WSH:ワシントン・ナショナルズ

マイナー暮らしが長い苦労人

マーフィー投手の自身最高年俸は2021年の5200万円

通年メジャーに在籍したことはなく、マイナーリーグで活躍してきました。

マイナーではマイナー基準の最低保証年俸(下記)が定められており、かなり低い給料に抑えられます。

友人T

2021年に多少改善されましたが、それでもかなり低い水準です。

レベル2020年までの年俸2021年以降の年俸
A$6,090(約73万円)$10,500(約126万円)
AA$7,350(約88万円)$12,600(約151万円)
AAA$10,542(約126万円)$14,700(約176万円)
1ドル120円換算

2020年から22年まではMLBでの登板機会がありましたが、23年はついにメジャー登板なし

そんな厳しい状況の中での助っ人としての来日となります。

パトリック・マーフィーの生涯年俸は?【日本円】

マーフィー選手の生涯年俸は2億5204万円です。

項目日本円
MLBドラフト契約金6000万円
MLB総年俸額7204万円
NPB総年俸額1億2000万円
生涯年俸2億5204万円
1ドル120円換算

【日本ハム】パトリック・マーフィーの球速・球種や投球割合、評価は?

マーフィー投手のメジャー時代の球種・平均球速・投球割合のデータがこちら。

持ち球はストレート(4シーム/2シーム)、カーブ。

スクロールできます
年度(満年齢)4シーム
投球割合(平均球速)
2シーム
投球割合(平均球速)
カーブ
投球割合(平均球速)
2020(25歳)1.0%(155キロ)58.7%(156キロ)40.4%(135キロ)
2021(26歳)37.2%(156キロ)28.4%(155キロ)32.9%(133キロ)
2022(27歳)43.0%(155キロ)26.1%(153キロ)31.0%(133キロ)
FanGraphsを参照

ストレートは4シームと2シーム(高速シンカー?)を投げており、どちらもほぼ球速は同じ。

母数が少ないので参考程度ですが、球種ごとの質(runs above average)を見ると、MLB通算で数値が一番良いのは2シーム(高速シンカー)。

映像ではカーブは変化幅が大きくキレがありそうに見えるが、数字上では質はあまり高くなかった様子。

無双する可能性も秘めるが制球が悪いので未知数

外国人の速球派投手で気になるのがコントロール。

直近3年のマーフィー投手のコントロール関係の指標を見ると、このようになります。

年度リーグ投球回BB/9K/BBK/9
2021(26歳)3A204.511.32.5
2021(26歳)MLB283.29.32.9
2022(27歳)3A634.710.42.21
2022(27歳)MLB5.212.76.40.5
2023(28歳)3A85.15.310.21.94

MLBでも奪三振率が9を超えたことがある奪三振力を誇る一方で、四球も数多く出すタイプ。

直近の23年のデータを見ると、直近のマイナー成績の中でも一番悪い与四球率の数値(5.3)を叩き出しており、コントロールにはかなり苦労しそうな印象です。

ただ投げる球は凄いので、ストライクさえ入れば無双する可能性も秘めているポテンシャルがある投手と言えます。

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