【MLB】メジャーで通用しなかった選手5選【日本人メジャーリーガー】

2024年5月17日

これまで70名の日本人プロ野球選手が挑戦したメジャーリーグ。

野茂やイチロー、大谷のように大成功を収めた選手の陰には、日本でトップクラスの成績を収めたにもかかわらず、残念ながらメジャーで通用しなかった選手もいます。

この記事では、そんなメジャーで通用しなかった日本人メジャーリーガーに焦点を当てて5人ほどピックアップし、解説していきます。

メジャーで通用しなかった選手①井川慶

残念ながらメジャーで通用しなかった選手の1人目は井川慶。日本では沢村賞受賞経験がある阪神のエースでした。

そんな井川のメジャー1年目はたまに良い投球を見せたこともあったものの、全体的に不安定な投球で数度のマイナー降格を経験。

2年目はマイナースタートの上、メジャーでは2試合の登板のみで40人枠から外されてしまい、以降はメジャーに一度も上がることはありませんでした。

Dさん

マイナーでは活躍したにもかかわらずチャンスを与えられなかった点は井川にとって不運でした。

2人目は筒香嘉智。日本ではホームランと打点の二冠王に輝いたこともある強打者です。

筒香はメジャー1年目の2020年こそレイズでレギュラー格として起用されたものの、打率.197、8本塁打、24打点、OPS.708と結果を残せず。

2年目も低迷するとドジャースにトレード移籍。その後、結果を残せずにDFAとなり、パイレーツへ移籍した後にOPS.883と活躍。自分の力でパイレーツとの再契約をゲットするも、その後は低迷。

3年目の2022年にパイレーツをDFAとなった後は、米独立を含めチームを転々とするもメジャー昇格は果たせず。2024年に日本復帰を表明しました。

Dさん

優秀な成績こそ残すことはできませんでしたが、最後の最後までメジャー昇格を目指してもがいた生き様はかっこよかったです。

3人目は秋山翔吾。

秋山は当時の日本を代表する好打の外野手としてメジャー挑戦。

日本時代から定評があった外野守備は通用していたものの、MLBでの通算OPS.594と打撃が通用せず。

3年契約の3年目にレッズをDFAとなりました。

4人目は藤川球児。

当時の藤川球児は日本では打たれる気配のない無敵の存在で、33歳の年にメジャー挑戦。

加入したカブスでは、不運なことに1年目の6月にトミー・ジョン手術を受けることになり、手術の影響で実力を証明できないまま2年契約を満了。

ただ投球の質の評価はされていて、レンジャーズとメジャー契約を締結し3年目に突入したものの、またもや怪我と不調でDFAとなってしまいました。

友人T

もう少し若い時に挑戦していれば、違った展開になったかもしれません。

5人目は西岡剛。

メジャー挑戦する年にパ・リーグ首位打者を獲得し、当時イケイケだった遊撃手です。

3年契約で加入したツインズでは二塁手のレギュラーとして出場を続けていましたが、シーズン序盤に併殺崩しの危険なスライディングを受けて骨折したのが全てでした。

そこからは怪我も多く、攻守ともに精彩を欠いた結果、メジャー2年目にDFA。3年目の契約は自主的に破棄し、日本へ復帰しました。

よかったらシェアしてね！