現役時代は代打やユーティリティープレイヤーといった役割で活躍した今浪隆博氏。
現在はプロ野球に関する様々な疑問などについて、穏やかな口調かつ論理的にわかりやすく解説する自身のYouTubeチャンネルが人気を博しています。
この記事では、今浪隆博氏の現役時代の年俸推移と年度別成績、引退理由や現在の仕事内容について紹介していきます。
今浪隆博の現役時代の年俸推移と年度別成績【日本ハム/ヤクルト】
今浪隆博氏の現役時代の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | チーム | 年俸 | 打撃成績 |
---|---|---|---|
2007(23歳) | 日本ハム | 720万円 | 一軍出場なし |
2008(24歳) | 日本ハム | 720万円 | 1試 率.000(1-0) 0本 0点 OPS.000 |
2009(25歳) | 日本ハム | 720万円 | 5試 率.250(4-1) 0本 0点 OPS.500 |
2010(26歳) | 日本ハム | 730万円 | 29試 率.244(45-11) 0本 3点 OPS.559 |
2011(27歳) | 日本ハム | 850万円 | 84試 率.240(179-43) 0本 8点 OPS.563 |
2012(28歳) | 日本ハム | 1350万円 | 13試 率.167(18-3) 0本 0点 OPS.333 |
2013(29歳) | 日本ハム | 1200万円 | 91試 率.242(128-31) 0本 14点 OPS.579 |
2014(30歳) | ヤクルト | 1700万円 | 13試 率.211(38-8) 0本 1点 OPS.505 |
2015(31歳) | ヤクルト | 1550万円 | 68試 率.317(123-39) 2本 13点 OPS.806 |
2016(32歳) | ヤクルト | 1950万円 | 94試 率.279(201-56) 1本 28点 OPS.739 |
2017(33歳) | ヤクルト | 3000万円 | 7試 率.267(15-4) 0本 2点 OPS.779 |
ヤクルトで打撃開眼した苦労人
2006年大学生・社会人ドラフト7巡目指名を受けて北海道日本ハムファイターズに入団した今浪隆博氏。
7巡目という厳しい立ち位置からのスタートとなったものの、二塁、三塁、遊撃を守れるユーティリティー性を武器に徐々に一軍での出場機会を増やしていきました。
2014年シーズン開幕直後にヤクルトに移籍後、打撃に対するアプローチを変えてから打撃開眼。
日本ハム時代はOPSが5割台だったのが、移籍後は7割台以上にアップしました。
長打を打てるバッターではなかったものの、特に代打時やここ一番の時の勝負強さでヤクルトを支えました。
「ここからまだまだやれる!」というタイミングで不運にも病気や故障に見舞われ出場機会を失ってしまい、2017年シーズンをもって現役引退。
惜しまれつつの引退でした。
自己最高年俸は3000万円でした。
今浪隆博の現役時代の生涯年俸は?
今浪隆博氏の現役時代の生涯年俸は1億6990万円です。
項目 | 年俸額(日本円) |
---|---|
ドラフト契約金 | 2500万円 |
年俸総額 | 1億4490万円 |
生涯年俸 | 1億6990万円 |
今浪隆博の引退理由や現在の仕事内容は?
今浪隆博氏は2017年に現役を引退。
今浪隆博の現役引退理由は?
引退理由は持病の慢性甲状腺炎(橋本病)による体調不良、故障によるコンディション不良と言われています。
ヤクルト移籍後はどんどんバッティングが良くなっており、実際に現役最終年が自己最高年俸でした。(3000万円)
このことからも引退は衰えが原因というわけではなく、ファンからは引退を惜しまれました。
今浪隆博の現在の仕事は?
今浪氏は現在YouTubeを始め、スポーツメンタルコーチ、軟式野球チームの監督など幅広い活動を行っています。
- 自身のYouTubeチャンネルへの出演
- スポーツメンタルコーチとしての活動
- 文化放送『なな→きゅう』出演
- 軟式野球実業団チーム「ゴリラクリニックベースボール」監督
引退後に今浪氏の名前が広く知られたきっかけがYouTube。
動画内では、様々な野球に関する質問に対してわかりやすく解説。
穏やかな口調や、相方の「天の声」さんが今浪氏を「今浪クラス」などと絶妙にイジる進行が好評です。
決して超有名というわけではなかったプロ野球選手ならではの視点で語る話はなかなか興味深いです。