2024年の新助っ人外国人として日本ハムが争奪戦を制したフランミル・レイエス選手。
メジャー通算108本塁打という触れ込みですが、メジャー時代はどのような選手だったのでしょうか？
そこでこの記事では、フランミル・レイエス選手のメジャー時代の年俸推移や年度別成績、どんな選手なのかについて紹介していきます。
フランミル・レイエスの年俸推移と年度別成績【メジャー】
フランミル・レイエス選手の年俸推移と年度別成績がこちら。
| 年度（満年齢） | 所属 | 年俸（ドル） | 年俸（日本円） | 成績 |
|---|---|---|---|---|
| 2018（23歳） | SD | $339,880 | 4100万円 | 87試 率.280 16本 31点 OPS.838 |
| 2019（24歳） | SD CLE | $570,500 | 6800万円 | 150試 率.249 37本 81点 OPS.822 |
| 2020（25歳） | CLE | $217,185 | 2600万円 | 59試 率.275 9本 34点 OPS.795 |
| 2021（26歳） | CLE | $602,400 | 7200万円 | 115試 率.254 30本 85点 OPS.846 |
| 2022（27歳） | CLE CHC | $4,550,000 | 5億4600万円 | 118試 率.221 14本 47点 OPS.638 |
| 2023（28歳） | KCR | $2,000,000 | 2億4000万円 | 19試 率.186 2本 7点 OPS.519 |
| 2024（29歳） | 日本ハム | $1,000,000 | 1億4400万円 | – |
- SD：サンディエゴ・パドレス
- CLE：クリーブランド・ガーディアンズ
- CHC：シカゴ・カブス
- KCR：カンザスシティ・ロイヤルズ
メジャーでシーズン37本塁打を記録したことがある長距離砲
2011年にアマチュアFAとして、16歳でサンディエゴ・パドレスに入団したフランミル・レイエス選手。
マイナー時代から長距離砲として頭角を現し、2018年にメジャーデビュー。
2019年には37本塁打、2021年に30本塁打を記録するなど、メジャーでは長距離砲として活躍しました。
2022年以降は低迷が続いており、移籍を繰り返している状況となっています。
- 2019年パドレス時代：三角トレードでインディアンスへ移籍。
- 2022年インディアンス時代：DFAになり、ウェイバー公示を経てカブスへ移籍。
- 2022年オフ：FAになり、ロイヤルズとマイナー契約。
- 2023年ロイヤルズ時代：DFA後にFAとなり、ナショナルズとマイナー契約。
- 2023年ナショナルズマイナー時代：8月に自由契約になり、現在はFA。
2024年に日本ハムファイターズへ移籍しました。
フランミル・レイエスの生涯年俸は？【日本円】
フランミル・レイエス選手の生涯年俸は12億2100万円です。
| 項目 | 金額(日本円) |
|---|---|
| MLB契約金 | 8400万円 |
| MLB総年俸額 | 9億9300万円 |
| NPB総年俸額 | 1億4400万円 |
| 生涯年俸 | 12億2100万円 |
フランミル・レイエスのメジャー時代の評価や守備位置は？
フランミル・レイエス選手のメジャー時代の守備位置は右翼手と左翼手です。
マイナーリーグやウインターリーグの成績を含む、各守備位置での試合数・守備率がこちら。
| 守備位置 | 試合数 | 守備率 | 補殺 |
|---|---|---|---|
| 右翼手 | 749 | .965 | 50 |
| 左翼手 | 32 | .898 | 5 |
| 一塁手 | 4 | 1.000 | 1 |
| DH | 48 | – | – |
メインの守備位置は右翼手で、守備率の観点からは守備が上手いとは言い難い選手です。
Dさん2023年は専らDHに入ることがほとんどでした。
Fangraphsのプロスペクト評価【2018年度版】
Fangraphsによるレイエス選手の2018年時点の評価です。
| 評価項目 | 数値（現在の数値/ピーク時の数値） |
|---|---|
| 巧打 | 35/45 |
| 試合における長打力 | 45/55 |
| 純粋な長打力 | 70/70 |
| スピード | 45/40 |
| フィールディング | 40/45 |
| 肩 | 50/50 |
| 将来的な価値 | 40 |
この評価によるとレイエス選手は典型的な長距離ヒッターで、「当たればホームラン」タイプのバッターと言えます。
特段俊足というわけではなく、肩はメジャー平均レベルでフィールディングは平均より悪いという評価。
以前ソフトバンク・オリックス・楽天・ロッテに所属したウィリー・モー・ペーニャのような選手です。
上記の守備評価から、日本ハムでは主にDHでの起用になると思われます。