2023年7月13日、ヤクルト・スワローズが獲得を発表したエルビン・ロドリゲス投手。
まだまだ若く伸びしろがある投手ですが、これまでのマイナーやメジャーでの成績はどうだったのでしょうか?
この記事では、エルビン・ロドリゲス投手のメジャーやマイナー時代の年俸推移や成績、メジャーでの評価について紹介していきます。
【ヤクルト】エルビン・ロドリゲスの2024年の年俸額は?【日本円】
エルビン・ロドリゲス投手の2024年の年俸額は1億1200万円です。
2023年のロドリゲス投手はシーズン後半にヤクルトに加入し、7試合で1勝5敗、防御率4.09、WHIP1.39という成績。
2024年はヤクルトと契約更新し、年俸は1億1200万円にアップしました。
エルビン・ロドリゲスの2023年の年俸額は?
エルビン・ロドリゲス投手の2023年の年俸額は4900万円です。
これに加えて、マイナー在籍期間の日割り給料(非公開)とメジャー在籍期間の日割り給料$3,871(約50万円)を得ることができます。
エルビン・ロドリゲスの年俸推移と年度別成績【メジャー/ヤクルト】
エルビン・ロドリゲス投手の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | 所属 | レベル | 年俸(日本円) | 成績 |
---|---|---|---|---|
2015(17歳) | LAA | Rk | 73万円 | 12試 0勝6敗 防4.59 |
2016(18歳) | LAA | Rk | 73万円 | 14試 4勝2敗 防1.53 |
2017(19歳) | LAA→DET | Rk/A | 73万円 | 14試 5勝3敗 防2.91 |
2018(20歳) | DET | A | 73万円 | 21試 8勝7敗 防3.34 |
2019(21歳) | DET | A+ | 73万円 | 24試 11勝9敗 防3.77 |
2020(22歳) | DET | – | – | マイナー開催なし |
2021(23歳) | DET | 2A/3A | 176万円 | 19試 4勝6敗 防5.68 |
2022(24歳) | DET | 3A ※メジャー契約 | 8400万円 | 3A:23試 6勝4敗 防4.98 MLB:7試 0勝4敗 防10.62 |
2023(25歳) | TB→ヤクルト | Rk/3A | 4900万円 | マイナー:11試 3勝3敗 防3.42 MLB:1試 0勝0敗 防0.00 ヤクルト:7試 1勝5敗 防4.09 |
2024(26歳) | ヤクルト | NPB | 1億1200万円 | – |
- LAA:ロサンゼルス・エンゼルス
- DET:デトロイト・タイガース
- TB:タンパベイ・レイズ
長く厳しいマイナー生活を経てメジャー昇格
2014年にアマチュアFAでロサンゼルス・エンゼルスに入団したエルビン・ロドリゲス投手。
契約金は7万ドル(840万円)でした。
2015年にマイナーでプレイを開始し、初めてメジャー昇格した2022年まで7年間をマイナーで過ごしました。
マイナーの給料はかなり低く、エルビン・ロドリゲス投手の年俸はずっと100万円以下でした。
レベル | 2020年までの年俸 | 2021年以降の年俸 |
---|---|---|
A | $6,090(約73万円) | $10,500(約126万円) |
AA | $7,350(約88万円) | $12,600(約151万円) |
AAA | $10,542(約126万円) | $14,700(約176万円) |
2022年に初めてメジャー契約を勝ち取り、最低保証年俸の70万ドル(8400万円)をゲット。
メジャー契約=40人ロースターに入ることを意味し、この年はほとんど3Aでプレイしたものの、ところどころでメジャー昇格してプレイするような立場でした。
ところが2022年オフにまたマイナー契約の提示を受けたことで、そのままマイナーFAとして自由契約になりました。
2023年はタンパベイ・レイズとマイナー契約を締結し、好成績を残した後メジャー契約を勝ち取り即登板。
1登板(3.1回無失点5奪三振の好投)をこなした後にDFAとなりましたが、ヤクルトへの移籍を決めました。
【ヤクルト】エルビン・ロドリゲスの生涯年俸は?【日本円】
エルビン・ロドリゲス投手の生涯年俸は2億5881万円です。
項目 | 金額(日本円) |
---|---|
プロ入り契約金 | 840万円 |
MLB総年俸額 | 8941万円 |
NPB総年俸額 | 1億6100万円 |
生涯年俸 | 2億5881万円 |
【ヤクルト】エルビン・ロドリゲスのメジャー時代の評価は?【球速・球種・回転数】
エルビン・ロドリゲス投手はMLB時代、度々球団のプロスペクトランキングにランクインしていました。
ここではメジャーやマイナー時代の評価を球速や直球の回転数、球種の観点から紹介します。
【2017年】タイガース移籍時の評価
エルビン・ロドリゲス投手は、2017年9月15日にデトロイト・タイガースへ移籍。
その時のエルビン・ロドリゲス投手の評価は、エンゼルスのマイナープロスペクトランキング22位。
プロスペクトは「有望選手」の意味です。
当時の球速は89マイル(143キロ)、カーブとチェンジアップを投げると地元紙で報じられています。
【最新】エルビン・ロドリゲス投手の評価
確認できる最新の情報によると、2022年のタイガースのプロスペクトランキングで18位にランクイン。
結論、ストレートはそこまで速くはないものの、カーブとチェンジアップがそれなりに良いピッチャーという評価になっています。
直球の質は平均以下とされており、下記のようなデータが出ています。
球速レンジ | 89-93マイル(143-150キロ) |
最高球速 | 94マイル(151キロ) |
直球回転数 | 2350回転 |
コントロールや変化球に関する評価がこちら。
コントロール | 現在40 / 将来50 |
カーブ | 現在50 / 将来50 |
チェンジアップ | 現在50 / 将来55 |
ヤクルトではコントロールの改善次第で化ける可能性がありそうです。